昔と違って、今の日本人が失ってきている一つは何だと思います?
それは、<工夫力>だそうです。
確かに日本人は利口で器用なので、
最近でもいろいろな商品が専門家によって発明されています。
だけど、一般の日本人はどうかというと
<工夫>の知恵がなくなっているのは確かに感じます。
例えば、昔の日本人は包丁は1本だけ。
それで皮をむいたり、切ったり、刻んだり、たたいてミンチ状にしたり、
時には紐を切るとかのハサミ代わりに、野菜でも果物でも魚でも肉でも
なんでもその1本の包丁で工夫して使っていました。
今はどうです?
包丁だけでも、菜切り包丁、果物ナイフ、肉用、魚用、パン用、
さらには皮むきピーラー、フードカッター、フードプロセッサー
これ1台で千切り・みじん切り・大根おろし、ミンチも作れちゃいます的な道具。
小物が散らかって困るから、とりあえず100円ショップに行って
箱かケースを買ってこよう。
テレビショッピングで便利そうな衣装ケースや収納グッズを買う。
こうして誰かが作ったモノを買って何とかしようとしていないでしょうか?
日本人は不景気と言っても海外の人に比べれば裕福で買うことができます。
もしもお金がなかったら?
本当に節約しようと考えるのならどうした方がいいのでしょう?
冷蔵庫の中を整頓したい。
じゃあ、とりあえずケースかなにかを買いに行こう! ではなくて
余っているタッパー容器があればそれでいいはずです。
タオル掛けが欲しい。
じゃあ、パンツやスカート用のハンガーは使えないか?と考えてみる。
まずは自分で今家の中に持っているもので作れないかと考えてみるのです。
日本人は溢れるほどのモノを持っています。
必ず代わりになるモノが見つかります。
今日からこういう意識を持ってみましょう。
ケーキ屋の瓶入りプリン。
この瓶、何かに使えないかな?
その時に、例えば「あっそうだ。押しピン入れにしよう!」
「アクセサリー入れにしよう!」ってひらめいたら試してみればいいのです。
そうして上手くいったら、絶対に買ってきたモノよりも
喜びは数倍になります。
だって、自分が工夫して作ることができたからです。
ただし、「これなにかに使えないかな?」って考えて
何も思いつかなかったモノはすぐに処分です。
「いつか」「何かに使えるかも」って取っておくのだけは
絶対にしないのが賢明ですよ 笑
edited by 整理ist 佐藤亮介
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