日本人には昔から≪モノを大事にする≫文化や教えが強く残っていると思います。
ただ、その教えが最近≪モノを捨てない事≫に変わってしまっているのが気になります。
私が考える≪モノを大事にする≫行為とは、≪モノをしっかり最後まで使い切ってあげること≫ではないかと考えています。
私たち日本人は幸せなことに「持っていない物はない」という位、いろいろなモノを持っていますよね。
そのモノたちの中で、あなたが今本当に使っているモノは何%でしょうか?
それでもまだ足りないと新たに買ってくることを日々繰り返しています。
昔の日本人は世界に誇る「シンプルライフ」でした。
本当に使うモノしか買わない・持たない主義でした。
その背景にあるのが、ひとつのモノをあれにもこれにもと複数の用途で使う工夫をしていたからです。
そして、例えゴミでも最後にもうひと働きさせてから捨てるという知恵を働かせていたからです。
しかし、お金を持っている今の日本人は、
“買えばいいか!”、
“あっ、それも買っておこう!”
を優先してしまうので、モノが増えていくだけじゃなく、使われずに眠らせてしまわうモノたちが増えていくのです。
≪モッタイナイ≫ってどういうことなのか、
≪モノを大事にする≫とはどういう行為なのか、
もう一度皆様に考えていただきたいと感じています。
そのキッカケや入口になればと、本来なら捨てるゴミが≪捨てる前にもうひと働き≫できるライフハックをご紹介したいと思います。